なんですか? これ

気が向いたらなんか生える

凋叶棕『△』感想

こんにちは。るなです。新年から狂った記事をお届けするぜ。

もう定期的にブログを書くとかは無理なことがわかったから、なんかあったときに長くなるようなら書いていきたいね。去年見たアニメとか書きたい。

 

2021/12/31 C99 お疲れ様でした。

無事欲しいものは全部手に入りました。セプテントリオン、当日からめっちゃ高騰してて笑っちゃった。俺のは渡さない。

 

ということでそこで頒布された凋叶棕新譜『△』の感想とか解釈とかです。昨日の夜初めて聞いたのでほぼ書き殴り

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ネタバレない範囲での所感

一言でいうとカルトCDでしたね。しかもとびっきりの邪教

他の人に凋叶棕の話をするときにカルトサークルなどと半ばネタで言ってましたがこれからは堂々と言える!

告知通りちゃんとSFをしているという感触。全体像をざっくり掴む分にはそんなに難しくないかもと思ったり。隠し要素をちゃんと見つけてくればだいたいわかってくる。

どんな人におすすめかというと秘封倶楽部が大好きな人におすすめです。

 

 

※以下ネタバレ注意

 

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院試狂騒曲

どうも、無事第一志望を通したので合格体験記を書きます。

どこぞの(系の所属人数より修士の合格者数が少ない)地球惑星科学系の方は参考になるかもしれません。

 

記録

地球惑星科学系(以下、ちわく)の院試は午前午後各4問の計8問で構成され、各2問ずつ答える形式です。特に解く問題の制限等はありませんが、専攻分野によっておおまかに数学・物理を解く人と地学・化学を解く人に別れます。もちろんこれを横断して(例えば地学・数学で)解く人もいます。

私は数物一本で臨んだので、地学・化学の方は全くわかりません。基本的に数物を解いた人間の体験と思って下さい。内部生なので外部の場合とはかなり異なると思います。

また、一部の非常に人気が高い(特に外部からの)研究室志望の場合はより厳しいものになると思われます。

 

自分について一応書いておくと、

TOEIC:推定受験者平均以下

成績:専門は中の上くらい?全体的に点がインフレする系なのでわからん

併願は東大のみで、天文と迷いつつ地惑を選択。併願については、出願がめんどかったり東工大受けたあとで受けたくなさすぎたりしたが、精神的にはかなり楽になるので受験料3万円を払う価値はあったと思う。

 

3月

研究室配属が終わったのでぼちぼち院試の勉強を始める。とりあえず不安があった電磁気と量子に手をつけようと思い、電磁気は大学で適当に借りた演習書をやったり、量子はJ.J.サクライの該当範囲を触れたり。なお院試にはブラケットを使う量子の問題は出ない。まぬけ?

そう、実のところシン・エヴァンゲリオンの公開でそれどころではなかったのだ。もう10年くらい追ってきたエヴァの完結には25年来のファンほどではないにせよ思い入れがある。

観劇後は感想・考察を漁ったり、過去のエヴァを見返したり、視聴圧が爆上がりした作品(トップ2、ピンドラ)を観たり、Discordでエヴァの話をしたりしていた。庵野監督に、ありがとう。エヴァに、さようなら。全ての連なる創作物に、おめでとう。

3月の後半にやっと過去問を眺めて傾向を探りだす。なんか女神転生をやったりもしてたらしい。危機感がない。

 

4月

例年通り系で院試対策ゼミが始まり、以降は週2回ゼミを行い過去問を解いていった。

ここで倍率の話をしておくと、ちわくは募集人数が19人、ここ数年の合格者数が21~24人。それに対して今年は研究室に所属した人数が40人ほどと例年よりかなり多く、例年の受験者数から外部生は10人程度が受験すると考えられる。

 

院試は内部有利と言われるがこの人数ではどう考えても内部で争うことになる。院試対策ゼミSlackに参加していた人数だけでも24人おり、どう頑張ってもこのうちの何人かは落ちる。これ見たことある!養成所の最終試験が同期との殺し合いのやつだ!

過去問のほうは解ける分野は解け、解けない分野はようわからんという感じ。過去10年分ほどを古い方から解いていったが、教員の変遷に従って出題傾向はけっこう動きがあると感じた。

普通に解けない分野がまあまああったのと、倍率のことを真面目に考えだしてしまったので危機感が出てきた。物理より数学がまずいと感じたのでとりあえず物理数学の講義の復習から始めた。

 

5,6月

このあたりからぼちぼち自分の卒論が動き出すので、研究室のセミナーもあり微妙に時間がなくなってくる。引き続きゼミで過去問を解きつつ、講義の復習をしていた。あとは過去問16年分の傾向を調べて範囲をまとめたりしていた。これは後で特定分野の問題を解きたいときに役立った。

5月の最終週あたりから院試の勉強に飽き始めたのと、研究でしっかり論文を読む段階に入ったことから過去問ゼミ以外の院試対策が中断される。

6月はその週の分の論文を読み終わったら過去問を解いてあとの時間は普通にだらだらしていた。STARDEW VALLEYというゲームを友人とプレイするべく買ったら普通にハマって50時間くらいやってたらしい。バカ?まあ作業ゲーだから他と並行できなくもないし・・・

週1でミーティングのために登校していたので、ついでに毎週映画を観ていた。スタァライトとポンポさんが同時期にやってたのはすごいしやっぱり映画は映画館で観たほうがいい。いつか見たいと思っていたスタァライトをこの時期にアニメからまるっと見れたのは結構よかった。Twitter見てたらイラストがよく流れてきて癒やされた。

この時期に東大の志望研究室を決めて面談したり、2校分の出願をしていたのでこれがめんどくさゲージを溜めていたのかもしれない。

 

7月

残りの時間を数えていよいよ危機感が増してくる。と言っても最初の方はヘラヘラしていたが。

一般的に当系の研究室では院試休みがあり、7月第2週くらいから研究室がストップしたので心機一転して院試対策を進める。とりあえずうろ覚えだった線形代数は教養の教科書を一周し(めんどくさがってたけど2日かからんかった)、勘で解いていた量子と統計は教科書の出題範囲を読んだ。量子は猪木・川合、統計は田崎を用いた。講義もこの辺を基に構成されていた印象があるのでうまく刺さった。

過去問ゼミの方は6月までで予定されていた分が終わったので、より過去の問題や東大地惑・天文の問題を持ち寄って解いた。東大の問題は範囲が異なる部分もあったが良問が多く、特に天文の問題を解いていた受験者は少ないと思われるため、他と差がつけられた部分だと思う。

これと並行して復習した範囲の問題を手持ちの過去問からピックアップして解き直していった。教科書の演習問題が基本的に好きではないのでそういう意味でも過去問は重宝した。古い過去問は傾向としてはあてにならないが演習としては悪くなかった。

 

7/21にポケモンユナイトがリリースされる。体験版時点で楽しかったこともあり、ハマる。ウマ娘やモンハンライズは頑張ってスルーしてきたから許してね。院試2週間前にあたる8/4までの2週間で55時間ほどプレイした。終わりか?

ゲンガーが一番強かった時期に思う存分振り回せたので悔いはない。

 

8月

実は8月の最初の数日まで東工大の受験日を東大の受験日と間違えており、受験までの日数を一週間多く見積もっていた。併願の悪いとこ出たね。

この事態には流石の私も顔面蒼白になり、一気に余裕がなくなってくる。急遽予定を圧縮し、ポケモンユナイトを封印することにした。

とりあえずとっておいた2019年以降の過去問を初見で時間を計って解きつつ、電磁気は講義からの出題が多いことに気づいたので急遽講義の内容をまとめ、並行して過去7年分くらいの周回を行う。このあたりはかなり焦っていたので院試関連以外のことはほぼしていなかったと思う。

結果、初見の問題でも必要最低限の点数は取れそうだとわかる。最後の数日はやることも特に思いつかなかったので流体の復習をして、物理学系の解ける問題を解いたりしていた。

 

筆答試験当日

4時寝の生活から一週間くらいかけて睡眠時間を調整し、前日は睡眠導入剤を飲んで23時に入眠したが案の定1時過ぎに起きてしまう。重要な試験前日に満足に寝られたことがない。

その後3時すぎまで寝られず。学部入試でも初日3時間睡眠でどうにかなったことだけをひたすら反芻する最悪の時間を過ごす。

 

その後なんやかんやで起床し試験会場に向かう。どうせ満足に寝れない気がしたのであらかじめ買っておいた500mlのモンエナを飲んでどうにか解ける状態に。

しかし午前の問題は過去問から大きく外れ、いわゆる荒れた部類だったと思う。それなりに解けたものの自信のない問題が多くかなり不安が残った。幸い併願先があったことや、友人たちと軽口を叩きあうことでメンタルを回復。併願しといて良かった。

昼休みは外に出られるのでレッドブルチオビタを補給する。午後の問題は午前に比べればやりやすかったので、私自身も周囲もある程度楽観モードに。試験終了後は家で軽く答え合わせをした。

 

口答試験当日

ちわくの場合、筆答試験での足切りはなく全員が口答試験を受ける。こちらはオンラインで行われたため、圧迫感も少なく早起きをしなくてよかったので気楽だった。

内容については伏せるが、順当な志望だったためかあっさりと終わった。陰湿フレンドと順番待ちシステムを利用して面接時間を測り合否と内容を予想してたのは秘密だ。長いと20分以上かかることもあるらしい。

試験はこれで終わりなのであとは合格発表を待つ身に。とりあえずdアニから消える前にTEXHNOLYZEを見たり温泉に入ったりした。

 

問題について

たぶんこっちのほうが需要があるので、一応。

数学の出題範囲はざっくり線形代数、ベクトル解析、微分方程式フーリエ変換、複素積分複素関数、特殊関数・直交多項式。今年は私が知る限りでは初めて統計学らしい統計学が出た。

過去問を解くなどして解法に慣れればどうにかなる。難しいことをやる場合基本的に誘導があるのでそれを意識するのがよい。と言っても分かりづらい問題もあるが。記述式だが数学科的な論証はあまり求められないと考えていいはず。ちわくだし・・・

個人的には複素関数等で出る大学入試っぽい問題が一番嫌だった。やり方覚えとらん。

 

物理の出題範囲は(解析)力学、電磁気、熱、統計、量子、流体。今年は2012以来で光学が出た。

典型問題が多いので過去問をやった上で不安な場合はそのへんの演習書をやるのがいいと思う。体感数学よりも過去問があてにならない(新しいものでも)。ただし見慣れない問題でも解法が似通っていたりはする。最近は領域の中間のような分類しにくい問題が増えている気がする。

流体については、長いこと出ていなかった時期があるが、近年重要度が増してきたように感じられたので余裕があればやっておくと良いと思う。今年は大問としては出ていないが流体の基礎知識がないと解けない問題はあった。

 

正直、問題自体の難易度は落ち着いて時間をとって解けばそこまで高くはなく、それよりも時間が厳しいと感じた。そもそもが2.5h×2という東工大院試でも屈指の長期戦である。

問題数が少ないということはなく、また思考に長時間を要する問題はそこまで多くないため、試験中は基本的にペンを動かしていることになる。

当然集中力が続かないため、手を動かしていけば解けそうな問題でも整理して解くことと、ある程度計算量や記述量を圧縮することを意識した。それでも本番は午後の問題でケアレスミスを連発してしまったが。

受ける予定のある方は一回は午前午後を通しで時間を測って解き、感覚を掴んでおくべきだと思う。

 

私は過去問信者なので直前期に過去問を周していたが、あまり過去問を信用しすぎてはいけないことがよく分かる試験だった。過去問を信用しすぎてはいけない。

 

感想

けっこうヘラヘラしていたが、大学受験とも異なる独特の辛さとプレッシャーがあった。大学受験だと思っていたが、内部生の感覚としては「留年がかかったそこそこ難しい単位の試験(範囲がバカデカい)」とかの方が近いかもしれない。研究室からもそれとなくプレッシャーをかけられるし。

メンタル的にも情報的にも系内の友人と対策ができたのはかなり助かった。このあたりも期末試験っぽい。互いに落とし合おうとしていたけど。

とにかく落ちたときが面倒くさそうなので、失敗したときの進路はちゃんと考えておくと精神衛生上よい。冗談めかして言っていたがわりと真面目に院浪する気があった。

また、今年は時勢的に遊んでいる人が少なかったことと、夏コミがなかったことは幸いだった。コミケがあったら多分行って落ちてたと思う。

 

さいごに

今年は29人も合格者を出したらしい。そんなことある?

試験会場で推定した実質倍率は1.5倍程度だったので例年程度の合格者数でも受かってたと思います。(傲慢)

 

院試対策ゼミを管理してくださった方々、本当にありがとうございました。院試のアドバイスをくれたり、狂っているときの僕の相手をしてくれたみんなもありがとう。

 

それではまたいつか。

ポケモン対戦記・剣盾S2【最高304位】

どうも、るなです。

ポケモン剣盾シーズン2で使っていたパーティが、わりと気に入っていて個人的にそこそこの結果を出せたので記事にします。書くのが遅れたのは全部レポートが悪い。関係ないけど7 days to die というゲームのマルチを始めたらここ3日で30時間もプレイしています。

 

シーズンの結果としては最高順位が304位(正確には忘れたけど最終日の前々々日くらい)、最終日最高が678位でした。微妙ですが前シーズンは5桁で沼っていた。そもそもガチ対戦自体がSMのシーズン3以来だしわりと嬉しかったりする。

 

パーティ紹介

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トリトドンの枠は最終日付近にナットレイから変更。

S1でアイアントやインテレオンが流行った時期に考えつき、S1終盤は所用(オタクイベ)により潜れないことが確定していたため、S2用に回した。が、S1終盤にヌルアントという似たようなコンセプトの構築が流行って若干悔しい。

 

カバやドヒドトドンで選出を見つつダイマックスを消費させ、アイアントかインテレオンでダイマックスを切って抜いていくのがコンセプトだが、場合によってはドヒドイデトリトドン(ナットレイ)でのTODを狙うこともあった。

尖った性能のポケモンを詰め込んだため、一見キツそうな相手でも噛み合えば圧勝できた反面、不安定な面もあった。

ダイマックスについて。前シーズンは多くのポケモンダイマックスを切れる構築にしていたが、あまり使いこなせていないと感じたため、ダイマックスするポケモンを明確に決めたパーティーを組んだ。個人的にはこちらの方が使いやすかったが、相手によっては負け筋となっていた感があった。

アイアントとインテレオンは命中不安を恐れなければダイマックスを切らなくても十分戦えることと、素の素早さと火力がかなり高いため他のダイマックスエースとの差別化は出来ていると感じた

 

個別解説

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カバルドン@オボン

腕白H252/B108/D148 地震/欠伸/吹き飛ばし/ステロ

最強もとい最便利ポケモン。技はこれで完成されているだろう。

対策している相手には強力に選出誘導し、対策してない場合は一体で相手を半壊させられる。苦手なポケモンはたいてい選出段階でわかるため、明確な弱点は不意のラムからの積み技くらいであった。

基本は先発で相手を荒らす役割だが、パッチラゴンやドリュウズがいる場合には受けとしても活用した。またギャラドスに隙を見せると詰むパーティーなのでギャラ入りにはほぼ選出しなかった。

 努力値振りは強い人のものをパクってきたが、Bに厚くしつつ適度にDにも厚かったため使いやすかった。Dにもっと厚くしてもよかったかもしれない。

このポケモンを選出して負けた試合は自分の知識不足かプレミが原因であることが多く、そういった意味でも良いポケモンだった。

防音ジャラランガにボコボコにされるため吠えるで甘えずに吹き飛ばしを遺伝してください。(僕はボコボコにされた)

 

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ヒートロトム@眼鏡

控えめHC252 放電/ボルチェン/オバヒ/シャドボ

色個体が産まれたため半分ノリで入れたこのパーティーの諸説枠。ミトム(ナットレイ使用時)→ヒトム→カットム→ヒトムと変更しているあたりもアレ。

相手にカットム・ラプラスがいる場合やドヒドイデ・アーマーガアへの処理ルートを増やしたい場合、トゲキッスが重そうな場合に選出した。またパーティー全体で重いドラパルトを不意の眼鏡シャドボで葬ったり、サザンドラの身代わりをボルチェンで破壊しつつドヒドイデにつなぐ役割も持たせている。

基本カバルドンが活きなさそうかつ受けが効かなそうなときの先発要員。突っ込んできたドラパルトをシャドボで落とせた試合はイージーウィンできる。

このポケモンを選出する試合はそもそもキツいパーティーとの試合が多いため、運勝ちを引き寄せられる放電は正しかったと思う。一方、シャドボは追加効果狙いで採用したが、ダイマックスまで考えて悪波にした方が良かった気がする。

一時期ギャラドスガマゲロゲ・受けルが多すぎたためカットムを使用していたが、水耐性が付く代わりに飛行が等倍になるので一長一短といった感じ。このパーティーにはヒトムの方があっていると思う。

 

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アイアント@襷

陽気AS252 アイヘ/出会い頭/雷のキバ/馬鹿力

このパーティを思いついた理由。ダイマックスさえ残しておけばS110以上かつ炎技があるポケモン以外をだいたい吹き飛ばせるので、他2体で相手をかき回しつつこのポケモンを通すのが基本の勝ち筋となる。

 最初は珠で使っており、そちらも強かったが襷を持っていれば勝てた試合が多いと感じたため襷に変更した。ダイマックスしてても特殊炎は耐えず、通常時は等倍特殊技でも一発耐えなかったり、逆に物理方面はそれなりに耐久があるので珠より襷の方が良いと感じた試合は多かった。欠点としては、ゴリラを出会い頭で確1取れなかったり、キッスに対面ダイマックス切られると打ち負けることがある点。持ち物以外はテンプレ。

抜群を取れるor一致技が等倍で入るポケモンダイマックスしていれば二発以内で落とせるが、受けループなどで交換連打されそうな場合には交換読みが必要になる。特にドヒドイデ+地面タイプの構成などでは、ダイナックルを二回押して無理やり突破する場合もあった。

ダイマックスがなくとも火力は十分あるが如何せん不安定になる。ただし先制技はこの状態でしか打てず、また8割で勝てるなら十分と判断して非ダイマックス運用することもあったが、敗因になっていた気もする。

このポケモンは強力な選出・プレイングの誘導と強固な勝ち筋を作る能力が高く、使っていて面白かったのでまた使いたい。

 

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インテレオン@命の珠

臆病CS252 ハイドロポンプ/エアスラ/冷凍ビーム/身代わり

アイアントできついエースバーンやドラパルト、サニーゴに勝てて、アイアントを選出できない場合に火力を押し付けられるポケモンとして採用。お互いダイマックスをした状態でSの上がっていないかつ抜群技のないドラパルトやトゲキッスには対面で勝てる。

努力値振りはSが1段階上昇したポケモンまで考えてCSぶっぱ。

技構成は蜻蛉や不意打ちが欲しい場面もあったが、役割遂行のためにこれにした。エアスラはダイジェット用、冷ビは対ドラパ・サザン用、身代わりはダイウォールとダイマックス枯らし用。

持ち物は当初は神秘の雫を持たせていたが、上記の理由で珠が空いたので珠に変更。珠ダメージで激流圏内に入ることもあったりと、かなり相性は良かった。

水が等倍で通るポケモン全般と、ダイマックスがあれば相手のダイマックス有無に関わらず打ち合える性能があり、ダイジェットも打てるためエース適正は高いと感じた。雨下激流珠ドロポンでちょうどH4ミトムが確1なので条件が整えば相性不利だろうと吹き飛ばせる。

反面水タイプ全般には弱く、特にギャラドスに隙を見せる点やガマゲロゲに特性次第でプレイングと変えなければならないのは欠点だった。アイアントも水にそこまで強くないので変えた方が良かったかも。それでも受けを許さない火力は魅力的だった。

大事な場面で絶対ドロポンを当てた信用ポケモン

 

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ドヒドイデ@黒いヘドロ

穏やかH252B100D156 熱湯/毒々/黒い霧/自己再生

万能クッションポケモン。存在するだけ自然にTODが勝ち筋に入ってくるのも強い。今回はサイクルに組み込みたかったので両受けよりに。

努力値振りはBをゴリラの地震耐えくらいまで振って残りD。Dに厚くすることで10万のないドラパ・身代わりのないサザン・火力の低いキッスあたりは余裕を持って相手できる。黒い霧よりトーチカの方が上位層で流行っていたそうで、そっちの方が良かったかもしれない。

雑に投げられ、受けに特化しなくともTODで詰みを作れるのは非常に使いやすかった。一方、対策に嵌ると突破されたりと相手の型次第で有利不利が逆転するので知識不足が目立ってしまった。終盤は珠ギャラ珠キッスが増加しため苦しかった。環境に合わせてプレイングを変える必要性を教えてくれた子。

 

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トリトドン@たべのこし

穏やかHD252 熱湯/凍風/ミラーコート/自己再生

パーティ全体で重いミトムへの回答。元はナットレイを入れていたが身代わり悪巧み型やダイアークでゴリ押ししてくる型が増えたために採用した。C+6悪波も余裕で耐えてミラコで返り討ちにできる。ついでにキッスなどともミラコで打ち合えるが、サザンとかいうやつはミラコが通らないので微妙。

今作はダイマックスの仕様上ミラコカウンターが強いのではと前々から思っていたが、終盤に襷トリトドンが流行っていたようで、そっちにしてもよかったかも。

熱湯と凍風は基本的に交代読みで打つ。凍風は、熱湯を警戒して特殊が出てきがちで、特にキッスドラパサザンに弱点を取れるので重宝した。Sダウンがあるので弱保もそこまで怖くない。

基本的には相手パーティにミトムがいるときとドヒドイデがきつそうな場合にカバの交換先として選出していた。B特化型も使ってみたがミトムを絶対に倒してほしかったのでD特化に落ち着いた。ドヒドトドンのサイクルもわりと良さそうなのでいずれ組んでみたい。

 

選出など

 カバ+ドヒド+アントを基本にきつそうなポケモンを入れ替えて選出する。ダイマックス枠としてアイアントかインテレオンはほぼ選出していた。またアイアントでないと突破しづらいパーティにアイアントが苦手とするポケモンがいた場合は、アイアントとインテレオンを同時に選出することがあった。

 

相手をしていてきつかったポケモンとしては

ヒヒダルマ

地震があるかないかの択が発生するのでヒトム+ドヒドイデで相手していた。一時期鉢巻馬鹿力でロトムが飛ばされまくってきつかった

 

・ドラパルト

基本的にはインテレオンかカバドヒドでどうにかなるが一時期10万持ちが大量発生してきつかった。

 

ギャラドストゲキッス

火力に厚いとドヒドイデで相手できなくなる。ラムの個体も多くカバルドンも投げづらい。特にギャラドスは一度ダイジェットを積んで突破されるとそのまま全抜きされるうえ、ソクノを持っていた場合襷アイアントでも倒せないので総じて厳しかった。

 

ガマゲロゲ

特殊型で草技を持っている型はかなり厳しい。どうにかダイマックスを消費させてアイアントかインテレオンをぶつける以外で突破できない。

 

(逆張り精神でミミドラパキッスを入れなかったけど絶対入れたほうが完成度高くなった気がする)

(画像はPokéWiki様から)

あとがき

だいぶ対戦環境が固まり、S1のような激しい流行の変化はなかったが確実にメタゲームが進んでいると感じた。S2の特徴としてはやはりTODがあり、これを前提としたパーティは今後ルールが変わらなければ増えていくだろう。というか最終日パを組むなら自分でも組みたいと思うくらいだった。

TOD自体は普通の試合の中で戦略的に狙えるならアリだと思っているが、それはそれとしてTODがあると試合が長期化するのでアレ。

また、最終日にしっかりと潜ったのは記憶にある限り初めてだが(今までは気づいたら最終日だったりシーズンが終わってたりした)、今作の仕様上鬼の連戦をしなければならないのは体力的にきつかった、というかそのせいで最終順位はお察し。

 

S3は終盤潜れないのでゆるくやっていきたい。あとは休みの間に紙芝居の進捗を生みたいなあ

 

凋叶棕『彁』感想

こんにちは、るなです。

今年の抱負としてブログ書きたいって思ったので、半年熟成させた弊ブログを更新しようと思います。

勢いで書いているのでガバいですがご容赦ください。

以下、本文 ※ネタバレが無限にあります。

 

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はじめました

男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。

ということでブログを初めてみました。るなです。
オタクの話と気が向いたら物申しとか生活の話とかをするかもしれません。

定期的に更新できるのか一瞬で飽きるかはわかりませんが、数年後に過去をふり返りながら自殺しますみたいな記事を書いてないといいですね。

とりあえずオサレ記事が書けるようになりたい、Markdownやるか〜